京都の人はいけず?ぶぶ漬け伝説の本当の意味とは? 









こんにちは、こひろです。


京都で生まれ育った私ですが、現在は佐賀県で生活しています。こちらに来てかれこれ20年以上経ちますが、未だに言われる京都の誤解されているであろう「ぶぶ漬け伝説」についてです。


京都の人はいけず?ぶぶ漬け伝説の本当の意味とは? 





私が住んでいるところは佐賀県ですが、佐賀市内よりも福岡市内の方に近いとこです。こちらでは、京都が好きと言ってくれる人が多く、京都弁が抜けない私は違和感?なく生活できていますが、例の「ぶぶ漬け伝説」のことはよく言われました。



“ぶぶ漬け”の事を、お漬物と思っている人が多いんですが、京都では、「ぶぶ漬け」は、お茶漬けのことを言います。おいしいお漬物が沢山あるので、昔からお茶漬けが好まれてきたんです。“ぶぶ漬け”と言えば、あの“ぶぶ漬け”伝説を言われるわけです。



これは、京都の家へ遊びに行ったとき、「ぶぶ漬けでもどうどす?」と聞かれたら、それは「もうお開きにしましょう」という意味。「はい、いただきます」とでも言おうものなら、厚かましいとバカにされるという話ですが、京都人の陰険なところ。二面性、閉鎖的な性格をあらわすエピソードとして、よく語られる話です。



そもそも、この話を語り始めたのは、京都人と相性がよくない大阪人だったという説もありますが、実際のところは分かりません。。



京都の人の感覚では、(私もそういうところありますが)物事を何でもはっきり言うのは失礼な事、と思っている所があります。


家へ遊びに来てくれた人に対して、「もう帰ってくれへん」とは言いにくい。そこで、隠語として「ぶぶ漬けでもどうどすか?」 という言い回しが生まれたと言われています。それを聞いたお客さんは、「長居して迷惑をかけたな」と相手を気遣い、「いやいや、そのお気遣いだけで十分どす、そろそろお暇します」と腰を上げるのが、一連の約束事。



もちろん、こうしたやりとりを交わすのは、お互いに心を許した仲のいい間柄の場合。要するに、「ぶぶ漬け伝説」は、あけすけにはモノを言えない京都人が、心を許した仲間うちのあいだで作り上げた「暗黙の了解」事なのです。



お隣の、大阪人から見れば、面倒くさいとなるのかも分かりませんが、この「ぶぶ漬け伝説」を作り上げたのは、京都人に歓待されなかった大阪人が、京都のぶぶ漬けの話を面白おかしく話して、それが広まったと言われていますが、ただし、大阪人が広めたと主張するのは、当の京都人であるとも言われています...。



私は生まれも育ちも京都で、30代半ばの時に生まれて初めて京都から外(佐賀県)へ出ました。他県の人から見れば、京都の人は変人?みたいに思われている感は結構ありました。




京都の人はいけず?腹黒い?本音と建前が違う?




よく「京都の人は本音を出さない」とか、「京都の人は腹黒い」とか言われましたし、京都の人の言葉には裏があるとかも。








そんな風に考えたことも思ったこともなかったです。何か言う場合に、遠回しに聞こえるような言い回しをしているらしいのですが、本人(私)は”普通に言うてるえ”と思ってますし、いけずで言うてるわけでもなんでもありません。



例えの話で、あるサイトで見つけたものを引用させて頂くと、
ここからです↓
割烹料理屋で、香水やコロンの匂いをぷんぷんさせている野暮な客がいたとします。そんな時に店の人から、「ええ匂いさせてはりますなあ。どこの香水どす?」と言われることがあります。これは「食べ物屋に来るときには、味だけではなくて香りを楽しんでいただきたいのだから、そんなキツイ香水をつけてくるのはやめてください」という意味なのです。
ここまで↑

だったら、その通りに言えばいいじゃないかと思われるかも知れませんが、この場合あくまでもお客さんです。あまりにもひどい振る舞いでない限りは、「食べ物屋に来るときには、味だけではなくて香りを楽しんでいただきたいのだから、そんなキツイ香水をつけてくるのはやめてください」とは言えません。


気い悪うしゃはりますし。って思います。かと言って何も言わなければほかのお客さんにも迷惑になりますので、やんわりと言いますが、たぶん目は笑ってないと思います。もしかして、これが「京都の人の言葉には裏がある」ということなんでしょうか?









「ぶぶ漬けでもどうどす?」伝説は、上方落語のネタ『京の茶漬け』や、江戸時代の小咄(こばなし)にも出てくることから、このエピソードのお陰で京都人は皮肉でいけずと思われているところがあるようです。




朝日新聞の関西版というのに載っていたんですが、京都市中京区に大正時代創業という、お茶漬けが評判の「丸太町 十二段家」さんの3代目の御主人いわく、「よくお客さんからも聞かれるんですが……。実際使っている人に会ったことはありません」ときっぱり。

また、創業300年の香老舗(しにせ)「松栄堂」の社長さんは「京都の人はよくお茶漬けを食べるから、大阪の人が風刺して、落語のネタとして創(つく)ったのでは」と。




実際、京都で生まれ育った私も、言われたことはありませんし、言ってる人に会ったことはありません。あるとしたら、おおむかしのお話ではないかな~と思いますけど...。
ちなみに、「ぶぶ漬けを食べない男には娘をやるな」という逆のことわざもあるとか。




~まとめ~

千二百年の歴史を誇る京都は、昔からのしきたりや言い伝えを重んじます。
「ぶぶ漬けでもどうどす?」は、誤解が誤解を生んで、いつの間にか、京都人のいけずなところや言葉とは裏腹の二面性を言い表す代名詞のようになってしまっています。でも誤解しないでください。京都の人は、本当にお客さんを招くとき、こまやかな心遣いで行き届いたおもてなしをしますから。

最後まで読んでくださってありがとうございました。





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